先月ブログに書きました娘・亀山睦実が脚本・監督する自主制作映画『ゆきおんなの夏(正式名称)』への製作支援プロジェクトですが、お陰様をもちまして、目標額(125万円)を超える150万7千円(132口)のお申込みを頂き、無事成功して昨夜終了となりました。目標額に到達しなければ白紙になってしまうプロジェクトだっただけに、親としてもハラハラしながら日々見守ってきたのですが、前記のような結果となって本当に安堵しております。
娘は高校時代の放送部から映画作りを始め、日芸映画学科監督コースでその基礎と応用を学び、社会に出てからも映像の仕事に関わってきました。その間、幾つかの作品をローカル映画祭に出品し僅かながらも賞を頂き、同時に映画界で生きる方々との出逢い、縁を彼女なりに温めてパイプを広げてきました。ですから、おそらく彼女は彼女なりに今回のプロジェクトに際しての目論見というか勝算はあったのだろうと思います。
とはいえ、そういうのは蓋を開けてみないとわからないことであって、やはり見守る側としては不安極まりない話です。もちろん彼女自身も目論見はありつつも、より大きな不安を抱きながらのスタートであったでしょう。これまで自主制作映画製作に関して親元に相談に来る事など皆無だった彼女が、きちんと資料を揃えて実家まで説明とお願いに来たのですから。
これまで自力で頑張ってきた娘が、いよいよ勝負を賭ける覚悟をして親元に相談にきている。そりゃ親としては何とかしてやりたいですし、話を聞いたときから不足分は援助する覚悟をしていました。問題は、その不足分がいくらになるか、という……苦笑
が、実際は、親が援助する以前に目標額に到達してしまいました、汗
いや、正確に言うとそうでは無いんですけど(どっちやねん!)、「娘がこんなことをやってるんです」という風にフライヤー片手に親戚知人にお願いに行ったり、こうしてネットで情報拡散をお願いしたりして、中には「ネットはよくわからないからこれで……」と直接お金を親が受け取る場面もありました(それらは全て親がその方名義で代りに申し込みました)。
付け加えれば、目標額到達後に、こそっと自分名義でも申し込みました、けどね。そこはやはり親ですから。気持ちです、気持ち、笑
今回のプロジェクトを通して、娘は想定外の色々なことを学んだだろうと思います。それはきっと、今後の彼女の映画人生にとって大きな糧となることでしょう(いつまで映画やるのかわかりませんが、苦笑)。また同時に、親としても「楽しませて」もらいました。映画の本編製作はまだこれからの作業ですが、その取っ掛かりの部分を共有できたこと(クラウドに参加して下さった方は皆さん同じなのでしょうけど)、日々クラウドのページを開いては目標額に到達するのか否かハラハラしながら過ごしたことは、思いのほか楽しかったです。
クラウド開始当初は「ゆきおんな(仮)」でしたが、終盤になって正式タイトルが『ゆきおんなの夏』に決まりました。撮影は8月後半予定で、つい先日、初めての本読みが行われたようです。完成は冬になるようですが、『亀山組』の暑い夏はこれからが本番です。思う存分暴れて欲しいと願ってますが、熱中症にだけは注意してほしい。ほんと。体調管理というか、衛生スタッフもひとり付けたら?とかアドバイスしようかしら?と思うくらい……苦笑
今後の経過情況は、情報が入りましたらまたこちらでも書かせてもらおうと思ってます。
まずは
多くのご支援、情報拡散、どうもありがとうございました!
心から厚く感謝申し上げます。
【中田クルミ×新進気鋭の“恋愛”映画監督が贈る、映画『ゆきおんな』製作支援プロジェクト】
http://www.booster-parco.com/project/10
【プロジェクト活動報告・亀山睦実がクラウド方式を選んだ理由が書かれてます】
http://www.booster-parco.com/project/10/report
【ゆきおんなの夏 オフィシャルサイト】
http://yukionna.tokyo/